あさりのお味噌汁。一口飲むと口にふぁっと広がる磯の香り。
「ああー、ホッとするな~。日本人で良かった!(*´∀`*)」
なのに、なのに、なのに、何なの???
じゃり
ちゃんと砂抜きしたハズなのにー!?
テンションが一気に急降下。
今日はあさりの砂抜きについてお伝えしたいと思います。
あさりの砂抜きの基本
あさりの砂抜きがうまくいかない方は、以下の方法をよく確認してみて下さいね。
また、あさりは真水を嫌うので 水道水で洗うのは最後の最後!です。
※ざるを使うのは、吐き出した砂を再び吸い込まないようにするためです
水1リットル:塩30g(約大さじ2杯)
【例:あさり300g:水300ml:塩(食塩なら小さじ1と1/2、自然塩なら小さじ2)】
あさりが完全に水没しないように、水が多いようなら調節してください。
※潮干狩りでとったあさりの場合は、取れた場所の塩水がいちばんです。
海水を持ち帰ってきて砂抜きをします。
(別に砂抜き用の海水を用意しておいてくれる潮干狩り場もあります)
あさりが砂を吐きださないのは、塩分もそうですが温度も関係しています。途中で見て、あさりが口を閉じたまま動かないようでしたら、温度も確認してみて下さいね。
それでも食べていると当たる「ガリッ」とする白い粒。
これって取り除く方法はないの?
あさりの白い粒の正体は?
よく砂出しをしたつもりでも白い粒が入っていることがあります。
多いのは、あさりのちょうつがいの一部が落ちたもの。
三日月の型に割れてお味噌汁の中に残っているとこをみたことありませんか?
たまに真珠の可能性もあります^^
あさりなどの2枚貝は、異物が入ると石灰質を分泌して異物を固めます。
それが真珠になるのですが、真珠層を作る貝ではないので綺麗な真珠は作りません。
なので白い粒は、砂抜きをいくらやっても100%取り除くことは出来ないんですね(汗)
これもあさりの味。として楽しむのが一番です!
あとがき
砂抜きしたあさりは、ざるにあげて常温で2~3時間放置します。
この時も水を吐くので、新聞紙をかけるか下に敷いて下さい。
塩抜きが出来ると同時に、うまみ成分のコハク酸も増え おいしくなります。
ただし「おいしくしよう!」と3時間以上おいても、コハク酸は増えないそうですので
3時間が目安です。
ここまで終了したら、あさりを水でよく洗い殻の汚れや砂を落とします。
おいしいあさりを堪能してくださいね。
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