米びつのお米に虫がわいた衝撃の体験。それからすごく気を付けていたのに、今年の夏もお米に虫がわいたΣ( ̄ロ ̄lll)オーマイガッ
お米にわく虫ってどこから来るの?虫がわいたお米って食べられるの?お米に虫がわかないように保存するには?など
今日はお米の虫についてお伝えしたいと思います。
お米に虫がわく原因は?
お米にわく虫の正体は主に2種類。袋やお米ストッカーもしっかりフタをしておいたのに、この虫はどこから来るの?
こめむしの発生原因・・・実は、もともとお米に産み付けられた卵から生れてくる虫と後から侵入する虫がいます。お米に卵が産み付けられて出てくるのは「穀象虫(コクゾウムシ)」と言うカブトムシを小さくしたような虫。
後から侵入するのはメイガ類。ノシメマダラメイガ、マメノマダラメイガ、スジマダラメイガ、コナマダラメイガなど蛾の仲間です。
もとから産み付けられた卵はどうにもなりませんが、卵から成虫になるまで約1ヶ月。気温が20℃以上になると活発に繁殖します。コクゾウムシは低温に弱く15℃以下では発育、繁殖ができません。
メイガは私たちの周りに常にいる蛾で、米、穀物、豆類、小麦粉、インスタントラーメンやクッキーなどにも発生します。米びつの隙間からも簡単に侵入するので、家の中で蛾が飛んでいるな?と思ったら注意が必要です。
メイガに限らず害虫は、気温が20℃を超えると発生しはじめ、 25℃を超えると繁殖も活発になります。気温・湿度が上がってくるとお米からも匂いが出始めるので、それを嗅ぎ付けたメイガ類が侵入し夏場に虫がわくことが多いのです。
我が家のお米にわいたのもメイガでした(ノ_・。)
お米に虫がわいたら食べられるの?
「お米に虫がわくのは、農薬が少ない良いお米の証拠」などとも言われますが(^^;)やっぱり気持ちが悪いですよね。
専門家のお話では、噛んだり毒があるわけではないので、虫がわいてしまったお米や 排除しきれず お米に混ざった虫を知らない間に「食べても問題ない」そう。
新聞紙などにお米を広げ屋外の風通しの良い明るい日陰に半日干せば、メイガの成虫は飛んで行ってしまいますし幼虫も這い出して来ます。(※直射日光に当ててしまうとお米の水分がなくなり美味しくありません。)
また、お米をとぐ時に幼虫や食べられて砕けたお米は水に浮いてきます。いつもより丁寧に洗えば、この時に排除できます。ダマになっているお米は洗う前に取り除いてください。ですが虫を取り除けたとしても、お米全体が黒ずんでしまい味はかなりイマイチ。美味しくありません。
お米を水につける時間をいつもより長めにすると良いと言われていますが、経験上。。。。やっぱり美味しくありません(笑)
白米でそのまま食べるより、チャーハンやリゾットなどにする方がおすすめです。
お米に虫がわかない保存方法は?
メイガの幼虫はニオイを嗅ぎ付けてくることから、買ったままの米袋に入れた状態で保存しないこと。お米の袋にはもともと通気のための小さい穴が開けてあり、素材もビニールなので外にニオイが漏れない袋か密閉容器で保存します。
ジップロック、ペットボトルなどに小分けにして冷蔵庫で保存するのがベストですが、冷蔵庫での保存が難しい場合は、次のようなことに気を付けてください。
※一升瓶に入れて保存する方法もおすすめです。
コクゾウムシは、マイナス20℃(冷凍)で一週間から10日ほど保存すると成虫も幼虫も卵も死んでしまいます。ですが成虫となったコクゾウムシを取り除くのは大変な作業です。
ちなみに長期保存の場合は分かりませんが、1ヶ月程度ならお米を冷凍しても味が落ちると言うことはほとんどありません。
お米の虫除けにはニンニク?唐辛子?
これについては、ないより入れてあった方が良い?くらいに考えておきましょう。
お茶パックなどに入れて、米びつに入れて置くと唐辛子のタネやニンニクの皮がポロポロ落ちません。
ニンニクはお米へのニオイ移りが気になりますが、炊けばさほど感じないので大丈夫。
効果については、正直ギモン。入れて置いても虫がわいたことがあるのでお米の虫対策は【気温・室温・掃除】を基本にして下さいね。
あとがき
小さいころは「お米に虫が湧いても食べられる」「お米の虫は平気」と言われ、「何でお米の虫は平気なの?」と思いつつ仕方なく食べた記憶がありますが、今はちょっと無理。。。。
食べる食べないの判断はお任せですが、中には虫のわいたお米を食べてアレルギーを起こす方もいるそうなので注意してくださいね。
お米にわいた虫をどうにかするのではなく、虫がわかないようにして食べきりたいですね(^^;)
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