子供が風邪を引いて咳が止まらない!喘息なのかな?と心配になりますよね。
今日は子供が風邪で咳がひどい場合、喘息の他にも疑うべき病気の原因となるウイルスが流行する兆しがあります。
日本でも国立感染症研究所が調査に乗り出しています。
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風邪で喘息気味は注意が必要
今、喘息に似た症状で入院する子供が増えています。都内の小児病院では1か月間で150人以上の子供が入院し、その中の20人以上から「エンテロウイルスD68」というウイルスが検出されています。
「エンテロウイルスD68」とは、50年ほど前にアメリカで気管支炎や肺炎の子供から分離されたウイルスと言われており、検出される頻度が少なかったため、呼吸器感染症の原因のひとつとして稀な非常にめずらしいウイルスだと考えられていました。
ところが去年アメリカ全土で「エンテロウイルスD68」の感染者が急増し、日本でも感染の拡大が報告されています。
一見、風邪の症状とよく似ていますが、熱・咳・鼻水などの症状から始まって喘息のような呼吸器系の疾患が多くみられ、さらに原因不明の手足の麻痺を起こしたり、後遺症として麻痺が残ってしまう場合もあります。
去年流行したアメリカでも「急性弛緩性麻痺」の症状が出た子供たちがかなりいました。
麻痺によって一時的にでも手足が動かなくなり、手のひじや肩、足のひざ、股関節の病気と間違われてしまうことがあるので気を付けなければいけません。
風邪だと思ったのに。。。。喘息なのかしら?発熱後、足に力が入らないみたい!?などいつもと違う症状が出ているなと思ったら、もう一度受診することをおすすめします。
エンテロウイルスD68の詳しい症状と予防法などをご覧ください。
>>エンテロウイルスD68の症状とは?感染経路と予防法
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