紅葉も深まりつつある中、寒さも増してきました。
さて、毎年この季節になると猛威を振るうのがインフルエンザ。
出来れば感染したくない。流行時期を無事に過ごしたいですよね^^
今日は、日常生活で出来る
「インフルエンザの予防と対策」を考えてみたいと思います。
インフルエンザの流行時期っていつなの?
インフルエンザの流行時期は、例年は11月下旬から12月上旬ごろに始まり、
翌年1月から3月ごろにピークを迎え4月から5月にかけて
減少していくと言われています。
・空気が乾燥している
・湿度が低い
と言う条件から、ウイルスの生存環境が良いこと、
また、冷たい空気や乾燥で私たちの鼻やのどの粘膜が弱っていたり
気管などの血管が収縮して、
線毛の動き(ウイルスや細菌の侵入を防ぐ働きをする)が鈍くなります。
ウイルスが侵入しやすくなることから感染し
せきやくしゃみで空気感染することから流行してしまいます。
ところが近年、5月、7月、9月頃にも子供が通っている学校や
周りの学校などで「インフルエンザになった!」という話をよく耳にします。
爆発的な流行はしなくても、インフルエンザウイルスは
私たちの周りに1年中いるウイルスです。
インフルエンザに罹らないための予防法・対策
日常生活の中で、インフルエンザにかからないように
私たちが出来る予防策は、次のようなものです。
どれも簡単にすぐできることばかりですので、習慣にしましょう。
[note]
- 体力をつけ、抵抗力を高めることで感染しにくくなる
食事や睡眠を十分にとる。日頃から体力をつけておくことが大切 - ウイルスは低温、低湿を好み、乾燥しているとウイルスが
長時間空気中を漂うため室内の適度な湿度を保つ
温度20度前後、湿度20%前後が最もインフルエンザウイルスが
生存に適した環境。寝室やリビングルームの湿度は
50~60%を保つのが効果的。 - 手洗い、うがいをする
手洗いは接触による感染を、うがいはのどの乾燥を防ぎます。
インフルエンザだけの予防だけではなく、感染症予防の基本です。
外出後の手洗いうがいは習慣にすることをおススメします。 - 人混みを避け、病原体であるウイルスと接触しないようにする
のどの粘膜が乾燥した状態で、人ごみの中 にでていくと、インフルエンザだけでなく、
いろいろな病原体にやられやすくなります。 - マスクをする
インフルエンザの予防におすすめは「濡れマスク」
実は、市販のマスクはインフルエンザウイルスを通してしまいます。
だからと言って、効果がないわけではなく、マスクをしていることで
インフルエンザウイルスが侵入しても鼻やのどの粘膜が潤っている状態なら
ウイルスは弱っていきます。
そこで、一番のおすすめしたいのが「濡れマスク」
エアコンやファンヒーターなどによって、空気の対流がおこっている空間では、
インフルエンザのウイルスが一日中、お部屋を舞い続けることになります。
加湿器も有効ですが、少しお掃除をさぼったら
「タンク内にカビが発生していた!」なんて言う経験はありませんか?
そのまま使用すると、今度はカビをまき散らすことになり、
「加湿器病」や「空調病」などと呼ばれるアレルギー性肺炎を引き起こすことも。
古い加湿器や、超音波式加湿器は注意が必要。
そこで、加湿器いらず!と言われる「濡れマスク」の登場です。
寝る時や外出時など、濡らして固く絞ったマスクを着用するだけでOK!
こういったマスクも販売されていますが売り切れとなっている店舗もチラホラと
出てきています。気になる方は早めにチェックして下さいね。
小林製薬のどぬ〜る ぬれマスク 3個×10個セットアソートセット商品【smtb-tk】【HLS_DU】【あす楽対応】 |
まとめ
インフルエンザは発症すると大人も子供もつらいもの。
もちろんインフルエンザの予防・対策には、予防接種も大切です。
普段できる予防と対策で、流行時期を乗り切っていきましょう!
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