喪中の年末年始は「どうやって過ごすのが一般的なの?」と
迷うことも多いですよね。
喪中のお正月「してはいけないこと」ってどんなことが
あるのでしょうか。
今日は喪中の年末年始の過ごし方について
お伝えします。
喪中の年越しそばやおせちは?
「そばは金を集める」「長寿を願う」「1年の嫌なこと苦労は切り捨てよう」
と言った願掛けで食べることから、喪中に食べても差し障りはありません。
おせちは「お祝い料理」なので喪中は避けた方が良いでしょう。
ですが、49日間(地域によっては100日間)の忌明けが済んでいれば
家庭内でお正月のお祝いをしても良い。
その際、気になるようならおせち料理はお重ではなくお皿に盛る
(普通の食事として食べるようにする)などにすれば良いでしょう。
と言う僧侶のお話もありました。
喪中のお正月飾りは?
一般的に正月飾り、門松、鏡餅、しめ縄などはしません。
神棚のしめ縄は、神道でいう五十日祭が過ぎていれば交換しても大丈夫です。
年末年始も五十日の間になっている場合は、用意だけしておいて
忌明けを待ってから取り替えましょう。
喪中の新年のあいさつは?
やはり「あけましておめでとう」はダメ。
「昨年はお世話になりました。」
「今年もよろしくお願いします」
などの「おめでとう」は使わない挨拶なら大丈夫です。
喪中の初詣はNG?
基本的に鳥居をくぐることはNGとされていますので
神社へのお参り(初詣)は×、寺院は〇です
神道では五十日間が忌中と考えられていて
五十日祭を終えて忌明けになれば鳥居をくぐっても
良いと言われています。
ですが、神社は地域に根付いた信仰にあたり
「一般的」にはこうです!と一括りに出来ません。
と言うのも、一年間を忌中とし神事祭礼への参加はしないと言う
慣習が根付いている地域もあります。
各神社によって異なるので、住んでいる地域の習慣に従うのが一番。
また、わからない場合は、各神社に問い合わせをしてみましょう。
「一年間、神事祭礼への参加はしない」と言うのが一般的な考えです。
もっと地域によって細かく分かれているかもしれませんが、
五十日祭を過ぎたからと言って、初詣に出かける方はほぼいません。
地域によっていろいろですね。
喪中のお年玉は?
本来なら控えた方がよいのですが、
子供たちにとってはかわいそうですよね(^^;)
白い封筒や無地の袋で「お年玉」ではなく
「お小遣い」などの表書きで渡しましょう。
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