今年は、喪中はがきを出さなくちゃいけないんだけど
「なんて書けばいいの?」
そうそうあることではないだけに、迷ってしまいますよね。
今日は「喪中はがきの文例」を用意しましたので
そのまま、またはご自分で、しっくりくるなと思う
文例を組み合わせて使ってください。
喪中はがきの文面に入れたいことがある時
喪中はがきに病名を入れる
○月に夫○○が△△(病名)にて永眠いたしました。
ここに長年賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚誼を謹んでお願い申し上げます
向寒の折柄皆様のご健勝をお祈り申し上げます
平成○年十二月
喪中はがきに病気療養中でしたが。。。と入れる
父 ○○儀 かねてより病気療養中のところ
○月△日に××歳にて永眠いたしました
ここに生前のご厚情に深く感謝申し上げますとともに
明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう謹んでお願いいたします
なお 時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます
平成○年十二月
「儀(ぎ)」は当家の者の事ですが、と言う意味合いです。
喪中はがきに入れる亡くなった年齢
私こと本年○月に父 ○○が××歳にてにて天寿を全ういたしました
生前のご芳情に厚く御礼申し上げますとともに
明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう謹んでお願いいたします
皆様にとりまして明年が良き年となりますようお祈り申し上げます
平成○年十二月
喪中はがきに入れる亡くなった年齢(享年)=数え年です。
数え年は、生まれた時点を1歳とし
元旦を迎えるたびに1歳ずつ年を取ると言う風に考えます。
●その年の誕生日がまだの人は、満年齢+2歳が「数え年」
●その年の誕生日を既に迎えた人は、満年齢+1歳が「数え年」
と言う年齢になります。
2名亡くなった時の喪中はがき
今年◯月◯◯日に 父 ◯◯ 儀 ××歳にて
今年◯月◯◯日に 母 ◯◯ 儀 ××歳にて
相次いで永眠いたしました
ここに本年中賜わりましたご厚情を深謝申し上げ
明年も変らぬご交誼のほどをお願い申し上げます
平成○年十二月
喪中はがきは悲しみを素直に表す文面でもよい
例えば、生前 故人が親しかった方に送る、
自分の親しい友人に送る場合など
「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます
○月に母○○が永眠いたしました
十分に人生を全うしたとは思いますが、まだまだ気持ちの整理ができず
このようなご挨拶で失礼させて頂きます。
生前に皆様から賜りましたひとかたならぬご厚情に対して、
心よりお礼を申し上げます。」
喪中はがきには、近親者の死を受けて、悲しみのあまり
慶事に関わる気持ちになれないので年始のご挨拶を失礼します。
と言う意味もあるので、このような文面でも差し支えありません。
ですが、会社関係やビジネス関係の方に送るのは控えた方がいいですね。
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