毎年、この時期の楽しみと言えば干し芋!私もお取り寄せして楽しんでいます。
が!今年はうかつにもカビを生やしてしまいました。子供は分からずに何枚か食べてしまったようですが。。。。(><)
今日は干し芋のカビって食べちゃったけど大丈夫なの?カビの色によっては平気?干し芋のカビ対策と見分け方などをお伝えしたいと思います。
干し芋のカビを食べると どうなるの?
結論から言えば、食べてしまってもそんなに大きな害はないそうです。ひどくてもお腹を壊すくらいでしょうか。赤ちゃんや小さい子だと下痢を起こすこともあります(小児科の先生にお聞きしました)
とは言え、少量だからですよ(^^;)
干し芋に限らずカビが生えたものを食べても大丈夫と言うわけではありません。
「カビた部分を取り除いて食べれば大丈夫なんじゃない?」と、干し芋のカビを洗うなどして食べようとする方もいるようですが、発がん性のあるカビもあります。目に見えるカビを取り除いても、食品全体が汚染されています。
暖冬のせいか毎年お取り寄せして食べている我が家の干し芋ちゃんにもがっつりカビが生えてしまいました( ;∀;)
干し芋に発生するカビは青カビ・茶色いカビ・白カビが主な種類です。たまに綺麗な(?)ピンクのカビも見つけたりしますよね。。。。
カビの胞子は丸いもの、楕円形、棒状など様々な形があり、カビの様々な色はほとんどがこの胞子の色です。
我が家の干し芋ちゃんに出ているのもこの「ワミレア・セビ」のようです。茶色い丸い点々が出来ていたらこのカビを疑いましょう。
「アスペルギルス(コウジカビ)」には、味噌など調味料の醸造に使われる有用なカビであるコウジカビもありますが、発がん性のカビ毒を産生する仲間もいます。菌種によって青緑、緑、黄土色、茶、黒、白などの色をしています。
「トリコデルマ(ツチアオカビ )」は土壌やホコリなど環境中に広く分布していて、いたるところに普通にいるカビです。
一般的には赤カビとも言われているようですが、フザリウム属が産生するカビ毒には構造の違いによって数種類あり、日本ではフザリウム属のカビに汚染された小麦などを食べ、赤カビ中毒(下痢、嘔吐、吐き気)などの急性症状が現れた過去もあります。
パンやお餅に出来たカビを物ともせず、取り除き食べていたおばあちゃんも「赤いカビはダメ」と言っていたのは、このことだったのかな?と思います(^^;)
干し芋のカビの見分け方は?
良く天日干しされたおいしい干し芋には、白い粉がふいていることがあります。白いのでカビ?おいしい印?と迷う場合も多いと思います。見分け方は、盛り上がっていて分かりづらいのですがフワフワとした胞子状になっていればカビです。
日に当てると分かりやすいので、不安な時は干し芋を透かしてみてください。
干し芋のカビ対策
やはり、1食分ずつ小分けにして冷蔵庫または冷凍庫へ。食べる時は自然解凍しトースターであぶるとおイモの自然な甘みが出ます。
あのしっとりやわらかい干し芋の食感が好きで、冷蔵庫に入れないと私のようにカビにやられてしまうのでお気を付けください。
あとがき
カビは属と種類があり、何色だからこのカビとは言えないものもあります。強いカビ毒を生産する物もあるので注意が必要です。カビていたら食べない。これが大前提です。
おいしい干し芋を食べて下さいね~
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