今、子供のワキガに悩む方がとても増えています。が、当の子供本人は、意外と気にしていない様子。子供が傷つく前に何とかしてあげられる対策はないだろうか?と考えてしまいますよね。
今日は、子供のワキガの原因と対策について、普段の生活の中で出来ることをお伝えしたいと思います。
わきがの原因 子供の場合
ワキガの原因は、遺伝が大きいとも言われていますね。ニオイの元は「アポクリン腺」と言うところから出る汗。皮膚の雑菌によって分解されるとあの独特なニオイがします。
アポクリン腺は真皮の下にある直径2~3mmのイクラのような粒々で毛のある範囲に存在し、ニオイの強さは、アポクリン腺の数や大きさに比例し、個人差があります。
このアポクリン腺は、優性遺伝(強い遺伝・次世代に現れやすい遺伝)します。なので、両親のどちらか一方がワキガの場合、かなりの確率でワキガは遺伝すると考えられています。
通常、思春期の第二次性徴が現れ、ホルモンの分泌が活発になる時期に「どうもワキガらしい」と気づくことが多かったのですが、最近では食生活の変化から、ワキガのニオイを発生するのが低年齢化して来ていると言う現実があります。
ワキガ対策 子供にしてあげられること
先にもふれたように、食生活の変化からワキガのニオイが出る年齢が低くなっているのですが、食生活を変えたことで臭いが激減した。と言う方が多数います。
乳製品や肉類、脂肪の多い食べ物を食べ続けているとアポクリン腺が刺激を受けて分泌活動が盛んになると言われています。
また、食性活の影響により、汗を作っている血液がドロドロになると体臭として出やすくなります。
【血液をサラサラにする=汗のにおいを変えることができる】
と言うことなんですね。普段の食事に気を配ってあげるのも大切な「やってあげられること」のひとつです。
わきが 対策になる食べ物は?
血液を弱アルカリ性に傾けておくことが大切。次のようなアルカリ性食品を心がけて食べるようにすることがポイントです。
・梅干し
・海藻類
・緑黄色野菜
・きのこ類
・フルーツ
・大豆
ちなみに、子供たちの年齢別に推奨されている1日の野菜摂取量は次のようになっています。挙げている野菜は一つの例です。
【6~8歳】
【9歳~11歳】
逆に酸性食品の代表は
・砂糖
・卵
・肉類
・魚類
・穀類
おやつに提供しがちな菓子パンや添加物が入った食品も控え目にしたいものです。
わきが対策 お風呂で出来ること
簡単で手軽にできる「お酢風呂」がおすすめです。お風呂のお湯180リットルに対しコップ1杯(200ml程度)お酢を入れるだけ。お酢は安価な醸造酢で構いません。また黒酢ならおちょこ1杯程度で十分。お酢の主成分、クエン酸の殺菌作用と皮膚表面を酸性に保つため、雑菌の繁殖が抑えられます。
あとがき
以前、知り合いの女性が「子供の頃、牛肉が大好きで間違いなくワキガだったけど、野菜もそれ以上にたくさん食べるようにしたら、いつの間にかワキガの臭いがしなくなった」と言っていました。
これには、すごい衝撃!やっぱり食べ物、特に野菜って大切なんだな~と思いました。でもうちの子は野菜嫌いだしお肉の倍の野菜を食べさせるってちょっと大変そうだな。。。とも(・・;)
そんな時、雑誌で見かけた『もっと簡単に手軽に野菜を摂れる方法♪』を試してみることにしました^^
野菜を細かく刻んだり、調理法を工夫したり、なのにあまり食べてくれない!などの手間とイライラが激減。もっと早く取り入れていれば良かったと思いました。
子供が本格的に悩み始める前に何とかしてあげたいですね。
大丈夫!頑張っていきましょう^^
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