七夕の行事食と言えばそうめん。中でも5色に彩られたそうめんを食べるのが良いと言われています。
でも、なぜ5色のそうめんが良いの??
今日は七夕に食べるそうめんは、なぜ五色なの?をお伝えしたいと思います。
七夕のそうめんは なぜ五色?
七夕にそうめんを食べる歴史は古く鎌倉時代には、お裁縫の神様だった織姫にあやかって「お裁縫が上手になりますように」とお祈りしながら糸に見立てたそうめんを食べたという説があります。
平安時代にもそうめんは食べたようですが、七夕を盛大に祝った貴族は、お裁縫をすることがなかったため お裁縫のスキルアップよりも和歌の上達を願ったといいます。
恋人との船の梶を取るという意味で、梶の葉に和歌を書き祭壇に飾る。ということの方が流行っていたようです。
七夕に5色(白・黒・黄・赤・青)の色付きそうめんが食べられるようになったのは、それからずっと後の江戸時代のころからと言われています。
そもそも、そうめんは中国から伝わった「索餅(さくべい)」と言う小麦粉を練ったお菓子がルーツと言われています。
色付きのそうめんを食べるようになった理由も古代中国から伝わる「五行説」にちなんで、粋な江戸っ子が七夕に特別なそうめんとしてこぞって食べていました。
このように「五行」や「五色」のほかに、「五方」「五時」「五常」「五官」などもあります。
日本でもいろいろな行事によく登場する色です^^
七夕飾りの吹き流しや鯉のぼりの吹き流しにもこの五色が使われているのは、魔除けの意味があるからなんですね。
江戸っ子は、この「五行説」の色をあてはめた そうめんを七夕に食べて無病息災を願ったといいます。
こんなカラフルでおもしろい そうめんもあります。
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色もそうですが、麺に練り込まれている抹茶・梅・たまご・紫芋など風味が楽しめて、子供と楽しむ七夕にはピッタリ!ですね。七夕の行事食として由来を話しながら、ぜひ子供たちと食べてみたいと思います。
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