酉の市と言えば熊手!
値段がついていないので、
「いくらくらいするものなの?」
見当もつかない!と言うのが本音ですよね。
初めて買う方には値段の相場が分からなかったり
威勢のいい熊手屋さんとのやり取りが難しく感じるかもしれません。
今日は熊手の相場から粋な買い方まで
ご紹介したいと思います。
熊手の値段の相場は?
小さな熊手(豆熊手)は、1,000円くらいからあり、
大きな物では何十万円もする熊手もありますが
売れ筋は10,000円~50,000円位のものだそう。
ですが、ただ単に
「じゃあ、5,000円くらいでの物でいいかな?」
と考えるのは、ちょっと違っていて
小さい熊手から買い始め、縁起を担ぎ
年々大きいものに買い替えていくのが基本
商売が順調に行って、年々事業が大きくなったり世帯の繁栄に併せて
熊手も大きくしていくのが良いとされています。
逆に去年は大きい熊手を買ったけど、今年は小さいもので。。。と
言うのはダメ。福徳も下がってしまいます。
因みに、二年続けて同じ大きさのものを買うと言うのはOKです^^
また、熊手の正面に付いている紐の色にも意味があり
「黄色」 → 「赤」 → 「紫」 → 「金色」の段階になっているので
同じ大きさや値段のものでも、去年とはランクが違う!と言う事になります。
熊手の相場は「自分の身の丈に合ったものを買う」と言う事。
お金を出せば、大きい熊手はいくらでも買えますが、
年々大きくしていくのが、熊手を買う楽しみでもあり
醍醐味でもあります。
まずは、1,000円~2,000円台の熊手から
始めてみてはいかがでしょうか^^
熊手の粋な買い方とは?値切り交渉してもいいの?
基本的に値切り交渉は買った(勝った)まけた(負けた)と
言い交わして楽しむものと考えて下さい。
熊手屋さんの気っぷのいい「まけた、まけた!」の声を聞いた後は
ご祝儀として負けてもらった分を置いてくるのが粋な買い方
とも言われていますが。。。。
熊手のような縁起物を値切ったりするもんじゃない
と言う、通のご意見もあります。
願いや夢を込めて買うもの。
値切るとその分、自分の願いや夢を小さく見積もったことになるそう(^^;)
ご祝儀とは、熊手屋さんの言い値に上乗せして払うこと。
また、おつりを待たないように(カッコ悪い)千円札は用意していくこと。
と言うのが、通のご意見でした。
馴染みのお店が出来れば、価格は熊手やさんが決めて提示してくるようになりますし
常連になり顔を覚えてもらうと、熊手屋さんが手締めをしてくれます^^
個人的には「値切り」は、そのあたりからした方がいいかな?と思います。
もちろんどちらの買い方を「粋な買い方」として楽しむかはあなた次第です。
熊手選びもフィーリング!?
今は、商売をしている人だけではなく
恋愛成就・家内安全・健康・勝運、様々な願いも熊手に込められています。
- 金運アップなら小判多めのもの
- 福を招きたいなら招き猫付き
- ハッピーな一年を送りたいならおかめさんがついているもの
(おかめはお多福とも言われ福が多く幸せを招く女性の象徴)
など、熊手についている縁起物から選んでもOKです。
願いことから選ぶなら「一番目が行くもの」を選ぶ事ようにしましょう。
お家に飾っても自然と目が行き、福を招きやすくなるとか。
熊手探しもフィーリングが大切なんですね^^
ぜひ、お気に入りの熊手を見つけて下さいね!
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