冬至と言えば「ゆず湯にかぼちゃ」
何となく風習みたいな感じでやっていたけど
どうしてゆず湯に入るのか?
よく知らない。。。。(汗)
と言う、私と同じ方に
今日は「冬至にゆず湯に入るようになった由来」を
ご紹介したいと思います。
そもそも冬至って何?
冬至は、1年のうちで最も日照時間が短い日。
なので、昔は一番太陽の力が一番衰える日、陰の気が最も強い日
と考えられてきました。
冬至を境に日が長くなる(日照時間が長くなる)ことから
陽の気が復活する「一陽来復(いちようらいふく)」と言い
運が上昇に転ずる日と考えられ、おめでたい日だったのです。
こちらの記事でも書いていますので、よかったら見て下さいね^^
⇒冬至の由来や意味は?かぼちゃだけじゃない「ん」の食べ物って何ぞや?
冬至にゆず湯に入るのはどうして?
冬至にゆず湯に入るのは「冬至=湯治」と
「柚子=融通」をかけた冬至の語呂合わせだとか
柚子は実るまでに長い年月がかかるが、病気にも強いことから、
無病息災と「長年の苦労が実りますように」との願いを込めて
「一陽来復」という特別な日に入り、体を清める
「みそぎ」だったと言う説もあります。
ゆず湯の入れ方
ゆず湯の入れ方と言っても、いたって簡単。
・柚子の果実を5~6個、ボウルなどに入れ約2リットルの熱湯を注ぐ
そのまま20分間蒸らして、冷めたら布袋に入れて絞り、
汁と一緒に布袋ごとそのまま浴槽へ。
・柚子を5~6個半分に切り、湯船に浮かべる
皮に切れ目を入れ、丸ごとお風呂へ!が一番簡単ですが
上記の方法より、香りが感じにくいかもしれません。
経験上、柚子の実を切ってお風呂に入れると果肉がついたり
後の浴槽の掃除が面倒です(^^;)
気になるゆず湯の効能は?
[note] 柚子の芳香成分には、神経を和らげるリラックス効果果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果
また、果皮の精油成分には血行促進効果があり
ポカポカに温まるので、冷え性、疲労回復の効果が期待できます。
[/note]
「ゆず湯に入ると風邪をひかない」というのは、縁起を担ぐと共に
理にかなった昔の生活の知恵だったのかもしれませんね^^
まとめ
香りも良く、冬至には縁起物の柚子ですが
柑橘類で、その果汁はかなり強い酸性です。
そのため、「ゆず湯でピリピリする」と言う方もいます。
肌の弱い方や、赤ちゃんから幼稚園児くらいの子供には
注意が必要かもしれません。
冬至の雰囲気や風習を楽しむなら、皮に切れ目を入れず
丸ごとポンッ入れるだけでも十分。
いい香りがするので、ついつい絞りたくなりますが
そこは我慢してください(笑)
※異常を感じたら、入浴はやめて下さいね。
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