冬至と言えば、小さい頃は
「かぼちゃを食べて、ゆず湯に入る日?」くらいにしか
思っていませんでした(^^;)
どうしてかぼちゃを食べるのか?
母親に尋ねたところ「寒いでしょ?風邪をひかないようによ」
と言う答えが腑に落ちなかったことを今でも覚えています(笑)
今日は、冬至の由来や意味について食べ物を中心に
調べてみましたので、ご紹介したいと思います^^
2014年の冬至は特別!?
冬至とは、1年の中で太陽の位置が最も低くなる日のこと。
北半球では、昼が短く、夜が長~い日のことを言います。
昔は冬至が1年の始まり(元旦)だったので、
この日を境に日照時間が長くなっていくことから、
大陽の気が復活する
「一陽来復」(衰えていた太陽の力が再び勢いを増す)日とも言われ、
新年を迎えるという他にも、これからどんどん
幸運に向かっていく運気上昇に変わる日
ということで、とてもおめでたい日だったようです。
ところで、2014年の冬至は12月22日
今年は「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と言う
新月(朔)と冬至が重なる日。
つまり月の復活と太陽の復活が重なる日のことを言い、
しかも、19年に一度というから、
今年は とてもおめでたい日なのだそうです。
ちなみに「冬至」は毎年同じ日ではなく、2日くらいの間でズレが生じます。
冬至にどうしてかぼちゃを食べるの?
冬至と言えば、かぼちゃを食べる!と言うのが
広く知れ渡っているようですが
かぼちゃだけではなく、
「一陽来復」(この日から運が上昇しはじめる)日に
もっと「運」をつけるため、「ん」のつく食べ物を食べる
「運盛り」という縁起を担ぐようになったのが
始まりのようです。
また「いろはにほへと~」の最後が「ん」なので、
「ん」のつくものを食べると、また初めに戻る
「一陽来復」に繋がると言う願いからだ
とも言われています。
次の「ん」を2つ含む7つが「冬至の七種(ななくさ)」です
- 南瓜(なんきん)かぼちゃ
- 饂飩(うんどん)うどん
- 人参(にんじん)
- 蓮根(れんこん)
- 金柑(きんかん)
- 銀杏(ぎんなん)
- 寒天(かんてん)
他にも、だいこん・みかんもお仲間のようです。
どれだけ運を盛りたいのか。。。すごいですね(^^;)
昔は、冬至のころになっても保存がきくかぼちゃは、
ビタミンAやカロチンなど栄養も豊富で、
特に冬は、ビタミンなどの供給源が不足した時代。
風邪や動脈硬化(中風)予防に効果的な
緑黄色野菜のかぼちゃは大切に食べられていたそうです。
そのあたりの理由から「冬至にはかぼちゃ」が、
定着したのかもしれませんね。
他にも冬至の行事食として食べる小豆のおかゆ(冬至粥)には
魔除けの意味があったり、こんにゃくを食べて1年間の「砂おろし」
(体内にたまった砂を出す=体内に溜まった不要なものを出す)という
風習もあったようです。
まとめ
話がちょっとズレますが、以上のことから
お歳暮の達人が贈る「ツウなお歳暮」は
みかんなんだとか^^
もう、みなさんお分かりですね(笑)
「ん」が付くからです。
一年の締めくくりに、来年も「運」がつく
「みかん」を食べてもらおうなんて
やっぱり達人しか思い浮かばないワザ!
さすがですね(≧∀≦*)
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