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節分のうんちく 節分の鬼と福の神の意外な関係!?

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もうすぐ節分ですね。

子供に「節分ってなに?」
「豆をまいて鬼退治をしたら、福の神が来るの?」
と聞かれ、ちょっと言葉に詰まりました。

今日は節分のうんちく
「鬼と福の神の関係」を少々。。。。

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鬼も福の神!?

「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきをしますが
地域によっては「鬼は内、福は内」と言うところも。

日本昔話などでは、次のようなお話があります。

節分にまく豆を買えない老夫婦が
着物を売り払って豆まきの豆を買う。

「この年まで一生懸命働いても福の神様は来られなかった。
いっそのこと「鬼は外、福は内」を反対に言ってみよう。」

そこで二人は「鬼は内、福は外」と言いながら豆を撒き始める。

すると、家々で追い出された鬼がやって来て、受け入れてくれた礼を言い
おじいさんとおばあさんに財を残す。

それ以来「鬼は(も)内、福は内」と言うようになった地域もある、
と言う「鬼が恩返しをする」内容のお話がいくつもあったりします。

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節分の福の神と貧乏神は一心同体!?

また節分の「福の神」に関しては、たとえ話として
仏教には、こんな話も。

ある家に着飾ったとても美しい女が訪ねて来た。

主がどなたか尋ねると
「わたしは功徳天である。富を与える福の神である」
と答えたため主は喜んで、その女を手厚くもてなした。

すると続いて、醜悪な女が訪ねて来た。

主がどなたか尋ねると
「私は 黒闇天である。貧乏神である」と答えた。

主は驚いて、その女を追い出そうとすると
「先ほどの福の神はわたしの姉である。
わたしたち姉妹はいつも離れたことはない。
わたしを追い出せば姉も追い出すことになるのだ。」

と主に告げた。

女が去ると、やはり美しい福の神の姿も消えていた。
主は、二人が去って大喜びをした。

この後、彼女たちはある貧しい家を訪ねると
その家の主は、姉妹を快く招き入れた。

福の神は功徳天(くどくてん)または吉祥天(きっしょうてん)
貧乏神は黒闇天(こくあんてん)または黒夜神(こくやしん)などと呼ばれ

この姉妹は表と裏、いつも連れ添って旅する姉妹、
「福の神だけ招き入れたい」と願うのが人情であるが
「一方だけを招き入れることはできない」
と言う事なのだそう。

また「黒闇天を丁重に祀れば福の神に変わる」という
信仰もあったようです。

とはいえ、この『大般涅槃経』の「教え」には
さらに続きがあって、とても奥深いので(^^;)

これはまた、別の機会にでも。。。。

まとめ

「福」を得たいと願う気持ちの裏には、不幸から逃れたい願望がありますが
豆まきの掛け声「鬼は内、福は内」は、私たちの勝手な願いなのかもしれません。

子供たちには「鬼」と言うのは、自分の心の中にある
「自分さえよければいい」と言う気持ちが「鬼」なのかもしれないよ。

「福は内」善い行いは、さらに進んで!
「鬼は外」自分の中のいじわるな気持ちは追い出すように!

と言う意味で「鬼は外、福は内」って言うのかもしれないね。
と、諭してみましたが。。。。

「う~ん。。。」と分かったのか分からないのか
どっちつかずの返事(^^;)

すぐさま、兄弟ゲンカが始まったので
分かってはいないようです(汗)

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